四百年受け継がれる刃の輝き——金高刃物老舗の京都包丁
京都・六角堂の前に、約四百年もの歴史を受け継ぐ刃物の老舗があります。
その名は 金高刃物老舗(かねたか はもの ろうほ)。
創業は 江戸時代・慶安四年(1651年)。美濃の刀匠「藤原金高」の系譜から始まり、現在は 七代目・金高佳孝 がその技と精神を受け継いでいます。

剃刀の鍛冶から始まり、京料理・茶道・華道のための道具を手がけてきた金高は、京都の文化とともに歩んできました。
そして今、金高の包丁 はその象徴ともいえる存在です。堅牢なステンレス鋼を用いた刃身、熟練の手仕事による研ぎ澄まされた切れ味、そして使う人の手に馴染む端正な姿。日々の料理を支える道具でありながら、同時に「美」を宿す作品でもあります。

三泉商店では、この京都の伝統と匠の心を込めた包丁を皆さまにお届けいたします。
一丁の包丁が、台所に新たな物語をもたらしてくれることでしょう。